パタカラ
2008年06月04日
船津歯科医院スタッフ at 23:17 | Comments(0) | 仕事上のこと(歯科関係)
先日、パタカラという治療用器具の勉強会に参加した。この日はちょうどサガン鳥栖対アビスパ福岡の九州ダービーが行われていた日で、時間もちょうどキックオフと同時に始まるスケジュールだったため、観戦などできなかったわけですが・・・
講演するのはこのパタカラという装置を考案された 秋広 良昭 先生 で、自分自身としては随分前から名前だけは知っており、しかし、どちらかというと「小顔矯正」がメインのような気がして、あまり勉強する気にならなかったもの。
今回の勉強会はまた違った意味で参加したため、最初は何気なく聞いていたが、どんどん話が進むにつれ、「嘘だろ!?」と目を疑いたくなるようなスライドが次々と目に飛び込んできた。
衝撃のスライドの中には、脳の病気(脳梗塞)などの後遺症で半身に麻痺が残った方とか、介護を受けておられる方で寝たきりの状態などが、このパタカラと呼ばれる器具を使っているうちにどんどん自立できるようになっていく姿を見せられた。
それだけではない。ダウン症や知能の発達障害のあるお子さん達もが、この装置でいわゆる正常といわれるレベルまで変化していくのには唖然とした。
写真:パタカラという治療用器具
講演するのはこのパタカラという装置を考案された 秋広 良昭 先生 で、自分自身としては随分前から名前だけは知っており、しかし、どちらかというと「小顔矯正」がメインのような気がして、あまり勉強する気にならなかったもの。
今回の勉強会はまた違った意味で参加したため、最初は何気なく聞いていたが、どんどん話が進むにつれ、「嘘だろ!?」と目を疑いたくなるようなスライドが次々と目に飛び込んできた。
衝撃のスライドの中には、脳の病気(脳梗塞)などの後遺症で半身に麻痺が残った方とか、介護を受けておられる方で寝たきりの状態などが、このパタカラと呼ばれる器具を使っているうちにどんどん自立できるようになっていく姿を見せられた。
それだけではない。ダウン症や知能の発達障害のあるお子さん達もが、この装置でいわゆる正常といわれるレベルまで変化していくのには唖然とした。
写真:パタカラという治療用器具
こんな器具で、そんな効果がなんであるの?と思われて当然。自分だって不思議でたまらなかった。でも、講演を全部聴いた今では納得していますし、これならこれからの高齢社会で十分に歯科医師も貢献できると確信を持てました。
簡単に言うと、脳のためのリハビリ器具なんです。口にこの器具を装着して、唇の力だけで口を閉じるように訓練すれば、脳の活性化に繋がり、それによって脳は血流が良くなり、身体の各器官への信号が正常に送られるようになる。
例えば右に麻痺があって、手も足も言うことを効かない状況になっているとき、これは動かない手や足が悪くなったわけじゃなく、脳がそれらを動かす為の信号を送れなくなった結果の状態。ということは、脳をリハビリすれば元のように動くわけで・・・
だけども現状のリハビリといわれるものには、その手足のリハビリはあっても、脳のリハビリというものは聞いたことがなかった。
早速、自分もこれを購入し、自分自身で使ってみることにした。実は最初に申し上げたとおり、「小顔矯正」もできるからだ。
パタカラを使用する前の顔の状態もバッチリ撮影したから、目安となる3週間後にもう一度撮影して、ブログで紹介したいと思う。
もちろん、脳の障害で苦しんでいる方への治療も積極的に勧めていこうとは考えているが、自分自身で、実感できなければなかなか・・・
けれども、自分には半年ほど前にくも膜下で倒れ、現在も入院している叔父が長崎にいる。この講演を聴いて真っ先に思い浮かんだのが叔父のこと。今日は注文していたこのパタカラが来たから、仕事が終わって早速叔父の所へも持っていきました。
今日は比較的頭もはっきりしていて、ある程度こちらが言っていることも理解してくれたみたいだ。
ただ、左側に麻痺があるのと、言葉が上手くしゃべれない。なんとか元気になって欲しい。そんな一心で装置を渡してきた。今後も週1回は叔父の所へ行き、リハビリを一緒に頑張って行くつもりです。また、状態が変わったらご報告しようかと思います。
久しぶりに長くなったな、今日のブログ。ではまた。
簡単に言うと、脳のためのリハビリ器具なんです。口にこの器具を装着して、唇の力だけで口を閉じるように訓練すれば、脳の活性化に繋がり、それによって脳は血流が良くなり、身体の各器官への信号が正常に送られるようになる。
例えば右に麻痺があって、手も足も言うことを効かない状況になっているとき、これは動かない手や足が悪くなったわけじゃなく、脳がそれらを動かす為の信号を送れなくなった結果の状態。ということは、脳をリハビリすれば元のように動くわけで・・・
だけども現状のリハビリといわれるものには、その手足のリハビリはあっても、脳のリハビリというものは聞いたことがなかった。
早速、自分もこれを購入し、自分自身で使ってみることにした。実は最初に申し上げたとおり、「小顔矯正」もできるからだ。
パタカラを使用する前の顔の状態もバッチリ撮影したから、目安となる3週間後にもう一度撮影して、ブログで紹介したいと思う。
もちろん、脳の障害で苦しんでいる方への治療も積極的に勧めていこうとは考えているが、自分自身で、実感できなければなかなか・・・
けれども、自分には半年ほど前にくも膜下で倒れ、現在も入院している叔父が長崎にいる。この講演を聴いて真っ先に思い浮かんだのが叔父のこと。今日は注文していたこのパタカラが来たから、仕事が終わって早速叔父の所へも持っていきました。
今日は比較的頭もはっきりしていて、ある程度こちらが言っていることも理解してくれたみたいだ。
ただ、左側に麻痺があるのと、言葉が上手くしゃべれない。なんとか元気になって欲しい。そんな一心で装置を渡してきた。今後も週1回は叔父の所へ行き、リハビリを一緒に頑張って行くつもりです。また、状態が変わったらご報告しようかと思います。
久しぶりに長くなったな、今日のブログ。ではまた。