ある歯科医のつぶやき

前回のエントリからずいぶん経ってしまいましたが・・・

パタカラを早速導入し、いろんな方に勧めております。その中でも、今年２月にくも膜下で倒れたうちのおじさんと、僕の同級生で脳腫瘍で闘病中の方の経過報告をします。

まず、長崎の方にすんでいるうちの叔父は、つい２週間ほど前に退院しました。一応退院時期は当初の予定(保険のルール上の兼ね合いですね)どおりの事で、特に劇的に変わったからというのではなく、期間的なもの。

ただ、１週間に１回ぐらいの頻度で訪れているのだが、退院してからは日増しに状態が改善しているようだ。現在、リハビリには通院しておられるが、なんと、今ではリハビリの施設でカラオケまでしているという！？その状況を聞き、先週末も叔父の家を訪れたのですが、その前の状態と比べて非常に言葉がはっきり聞き取れるようになったのは驚きです。獣医をやっていた彼は、頭も切れる人で、地域でもリーダー的な存在だったこともあり、なんでも自分でやろうとする。

体のあまり丈夫でない叔母さんに負担をかけたくない一心で頑張っているみたいで、勝手にいろいろ動いてしまうのがちょっと怖いのだが(転倒などの危険がありますからね)、まぁ今のところは順調のようです。僕が家を訪れるちょっと前まで、お手伝いさんの運転で夫婦そろってドライブにまで行っていたみたいで、少々お疲れ気味ではありましたけど、叔母さんは、この装置が相当効いているみたいと喜んでました。

また、僕の同級生の方はどうかというと、まだまだ家族を養っていくために仕事を頑張らなければならず、麻痺が残っていてなおかつ腫瘍が大きくなっている可能性もあり、手術も非常に危険なのだが、悪い方向に行っているようなら即手術といわれている状況でした。こちらから数ヶ月に１度は大阪の大きな病院に検査入院している状態で、闘病も１年近くになります。
彼の望みはどうしても麻痺をとりたいということでしたので、是非、ということでパタカラを使ってもらっています。現在１ヶ月ほど経過しましたが、数日前、うちに挨拶に来られました。

その内容ときたら、大阪の方の病院に検査入院したが、手術の必要性はないといわれたとのこと。これがパタカラのおかげ？と言われれば疑問点もあると思いますが、一番本人が効果を実感したのは、顔面の麻痺の改善でした。ちょうど僕は留守だったので、妻が応対しましたが、明らかに以前とは顔つきが変わってきているとのことでした。僕が不在だったこともあり、すぐさま携帯の方へ彼から連絡があり、「ありがとう。これを使ってすごく良かった。同じ病気で苦しんでいる人にも勧めている」ということで感謝されました。

もちろん、効果があると確信して勧めておるわけですが、これほど短期間で少しずつ目に見える変化が現れるとは驚きました。今後ともまた、何か進展があったら報告します。